先日発売した『スーパー読解「羅生門」』は、20日頃からAmazonを含むネット書店でもご購入いただける態勢になっております(Amazon言問学舎でもOKです)。もちろん一般書店での注文も可能ですし、言問学舎店頭でのご購入、メールご注文も可能です。
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さて、本書では、読者の方々に、京都における羅生門(羅城門)の位置関係をつかんだ上で、芥川龍之介の『羅生門』の細部まで読みこんでいただきたく(たとえば「洛中がその始末であるから、羅生門の修理などは、元より誰も捨てて顧みる者がなかった。」など)、「平安京・現代京都複層地図」(Ⓒ一般社団法人京学ラボ)を、許諾をいただいた上で掲載しております。
『スーパー読解羅生門』がお手もとにある方は、3ページをご覧下さい。
この図版をお借りした京学ラボさんは「京都をテーマとする学びの研究」、「教育関連情報の提供」などの角度から事業をすすめておられ、京都が有している貴重な学習素材を広くお伝え下さっています。下人が行き暮れてたどり着き、悪の道へ踏み出すこととなった「羅生門」を、曖昧模糊とした、教科書の中の遠い世界でなく、立地(洛中との位置関係)を含め少しでも実像に近いものととらえた上で作品にふれられるよう、資料、地図をネットでさがしていて、すぐに出会うことができました。とりわけ「子どもたちが/自ら学び自ら考えることを通して/未来をより豊かに生きる力を育むために」というご姿勢に深く共鳴するものがありました。
そこでさっそく刊行の主旨をお伝えし、「平安京・現代京都複層地図」を掲載させていただきたい旨をご相談すると、快くご承諾下さった上、小規模な出版社である弊社にも無理のない条件で認めて下さいました。大変感謝しております。ご了解をいただいて、言問学舎ホームページ上(この記事と同題の記事)で、ご紹介下さった記事のURLをお伝えさせていただいております。
また先にもふれた通り、京学ラボさんの「京学ラボWEB」は、子どもたちの学習に関して利用する場合は無料でデータを使わせて下さる、うれしいサイトです。せっかくの機会ですから、そのURLも、言問学舎ホームページ上ご紹介致しております。
言問学舎の『スーパー読解』シリーズでも、時期は未定ですが、梶井基次郎の『檸檬』や森鷗外の『高瀬舟』など、京都を舞台としている小説についての続刊を計画しております。京学ラボさんとのご縁に感謝して、紹介させていただいた次第です。