★夫が風俗店に通っていることが分かった
※何度も利用しているけれど、慰謝料を請求できるの?
不倫とは少し違うため、どう考えればいいのか分からない方も多いでしょう。
風俗店の利用については、利用の内容や回数、夫婦間の約束、婚姻関係への影響など、具体的な事情によって判断が変わります。
「風俗=必ず慰謝料」ではない
夫が風俗店を利用していた。
それだけで直ちに慰謝料が認められるとは限りません。
ただし、風俗通いによって夫婦関係が大きく悪化した場合や、家庭生活に重大な影響を与えた場合など、事情によっては慰謝料が問題となる可能性があります。
また、風俗店を利用するために家計のお金を多額に使っていた、生活費を入れなくなった、妻に隠れて長期間繰り返していたなど、単なる「利用」という事実以外の事情も重要になります。
証拠は残しておく
「風俗に行っているかもしれない」と感じたら、感情的に問い詰める前に、確認できる事実を整理しておきましょう。
例えば、
・クレジットカードの利用履歴
・店舗からのメールや予約履歴
・本人が残した記録
・繰り返し利用していることが分かる資料
・家計からの不自然な支出
などです。
「不倫ではないから問題ない」とは限らない
風俗通いについて、
「不倫相手がいるわけではないから仕方ない」
と考える必要はありません。
夫婦にはそれぞれの価値観があります。
風俗利用を「許せない」と感じる方も当然います。
特に、夫婦間で「風俗には行かない」と明確に約束していたにもかかわらず、繰り返し利用していたのであれば、その約束を破ったこと自体が夫婦関係を考えるうえで重要になるでしょう。
慰謝料だけで考えないことも大切
風俗通いが発覚したとき、本当に考えるべきなのは「いくら取れるか」だけではありません。
こうした点も含めて考える必要があります。
風俗利用だけで慰謝料が認められるかは、個別の事情によって変わります。実際に請求を検討する場合は、証拠を整理したうえで、離婚問題や慰謝料に詳しい弁護士へ相談するのが安心です。
「風俗だから何もできない」と諦める必要も、「必ず慰謝料が取れる」と決めつける必要もありません。
まずは事実を確認し、自分がこれからどうしたいのかを考えることから始めましょう。