A:授乳姿勢は、産後の身体に特有の負担をかけやすい姿勢のひとつです。赤ちゃんを胸の近くで支えるため、自然と背中が丸まり、胸が縮まりやすくなります。この姿勢が続くと、胸郭の動きが小さくなり、呼吸が浅くなる傾向があります。呼吸が浅い状態は、身体が休息モードへ切り替わりにくく、夜の落ち着きやすさに影響することがあります。特に産後は筋肉の回復がゆっくりなため、胸まわりや背中の緊張が抜けにくく、疲労感が蓄積しやすくなります。
授乳時の前かがみ姿勢は、肋骨まわりの動きを制限しやすく、胸郭が広がりにくくなることで、呼吸の深さが低下しやすくなります。胸郭の柔軟性が低下すると、呼吸のたびに使われる筋肉が硬くなり、背中の張りや肩の重さにつながることがあります。また、胸が縮まる姿勢が続くと、背中の筋肉が引っ張られ続けるため、背中のこわばりが強くなりやすく、授乳後に「背中が重い」「肩が張る」と感じる方が多いです。
さらに、授乳姿勢は骨盤にも影響します。骨盤が後ろに傾きやすくなるため、腰の筋肉が支えようとして緊張しやすくなります。産後は骨盤まわりの筋肉が疲れやすい状態のため、授乳姿勢が続くことで腰の重さや張りにつながることがあります。骨盤の角度が崩れると、背中の丸まりが強くなり、呼吸の浅さがさらに進みやすくなります。
当サロンでは、胸郭・背中・肋骨・骨盤まわりの緊張をゆるめ、呼吸が入りやすい身体づくりを中心に施術を行っています。胸まわりが広がりやすくなると呼吸が深まり、授乳後の疲労感が軽くなる方が多いです。授乳姿勢による負担を感じている方は、胸郭の柔軟性を保つことが大切です。
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