今年のiTeenエキスポのテーマは「誰かの役に立つ」。今回の取り組みでは、すぐに作品制作に入るのではなく、まずは“考える時間”を大切にしました。
子どもたちはワークシートを使いながら、「誰の役に立つのか」「その人はどんなことで困っているのか」「どうすれば助けることができるのか」を一つひとつ整理していきます。
普段のプログラミング学習では「楽しい!」「できた!」という成功体験もとても重要です。しかし今回の取り組みでは、その一歩先にある「誰かのために」という視点を持つことに挑戦しました。
最初は「家族の役に立ちたい」「友達を楽しませたい」といった身近なテーマからスタートする子が多く見られました。そこからさらに深掘りし、「どんな場面で困っているのか」「どんな機能があれば助かるのか」と具体的に考えることで、アイデアがより現実的で魅力的なものに変わっていきます。
このプロセスは、単なるプログラミングスキルの習得にとどまりません。相手の立場で考える力、課題を見つける力、そして解決策を具現化する力。これらはこれからの時代に必要とされる重要な力です。
そして、考えたアイデアをScratchでカタチにしていきます。自分の考えが作品として動き出した瞬間、子どもたちの表情は一気に変わります。
iTeenエキスポでは、こうして生まれた「誰かのための作品」が集まります。小学生たちの優しさと本気が詰まった作品、ぜひ楽しみにしていてください。