🌸「母として歩き出した日々」
私は、何の資格も学歴も経験もないまま、二人の子どもを抱えて生きていました。
20歳で結婚し、24歳で離婚。まだ幼い娘と息子を前に、「この子たちを守れるのは私だけ」と胸が締め付けられる日々でした。頼れる人もお金も十分になく、毎日が不安と孤独でいっぱいでした。
特に、息子には知的と発達の障害があり、どう育てたらよいか全くわかりませんでした。
息子が思い通りに動かないと、つい怒ってしまい、泣きながらも
「どうしてできないの?」
と問い詰めてしまう日もありました。
未熟な私にとって、子育ては失敗の連続で、周囲に迷惑をかけることも多くありました。
それでも、私は子どもたちの未来を守りたい一心で、看護師になる道を選びました。
母として子どもたちの世話をし、授業やアルバイトに追われながら、必死で学びました。
眠る時間も少なく、体は疲れていましたが、子どもたちの寝顔を見つめると
「母として胸を張れる自分になりたい」という思いが、私を支えてくれました。
准看護師として働き始めたとき、少しずつ自分に自信が芽生え、母としても働く人としても前に進む力を感じられました。
まだ完璧ではないけれど、「子どもたちの未来を一緒に歩む」という覚悟が、私の毎日を少しずつ変えてくれたのです。
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