リゲルは、オリオン座のβ星として知られる明るい恒星であり、その視等級は約0.13等で、地球から約860光年の距離に位置しています。リゲルは冬の夜空で特に目立つ星の一つで、冬のダイヤモンドを形成する恒星群の一部でもあります。リゲルは青色超巨星に分類され、太陽の12万倍から27万9000倍の光度を持つとされており、その明るさは肉眼でも容易に確認できます。主星リゲルAは、中心での水素の核融合が終了し、現在はヘリウムを燃料とした核融合が進行中です。そのため、リゲルは今後数千万年のうちに赤色超巨星へと進化し、やがて超新星爆発を起こすと予測されています。リゲルにはリゲルBCという伴星が存在し、リゲルBとリゲルCという二つの青色主系列星からなる連星系を形成しています。リゲルの名称はアラビア語の「脚」を意味する言葉に由来し、和名は「源氏星」と呼ばれています。リゲルはオリオン座の右足に位置し、その美しい青白い光が多くの人々に夢を与えています。