フライパンや重い皿を持つ際、あるいは食材をこねる、ワインを抜栓するなどの日常動作に伴い、肘の外側に鋭い痛みやだるさが現れることがあります。これは一般にテニス肘(上腕骨外側上顆部)と呼ばれる状態に近く、テニス以外の反復動作に起因することがあります。
主な要因として、前腕の伸筋群、特に手首を上方に反らす働きを持つ筋肉の付着部に、過度の牽引力が繰り返し加わることが考えられます。これにより、肘の外側にある腱の付着部に微細な損傷や局所の阻血が生じやすくなり、物をつまんで持ち上げる動作や、ドアノブを回すようなねじる動作の際に局所的な痛みが引き起こされることがあります。
不調の蓄積が疑われる状態での「痛みを伴う強引な自己ストレッチ」や「過度な負荷をかけるマッサージ」は、微細な傷口を広げる懸念があるため、避けることが推奨されます。初期の応急的な対処としては、負荷がかかる動作の直後に局所をアイシング(約15分〜20分の冷却)し、必要に応じて前腕部をバンド等で軽度に圧迫・固定して筋肉の牽引力を和らげる方法が挙げられます。
中央区銀座二丁目で約40年、当院では国家資格を持つ柔道整復師が、前腕から肩関節、骨盤にかけての骨格バランスを把握し、無理のない可動域に合わせた徒手調整を行います。元日本柔道整復師会学術委員としての知見に基づき、一人ひとりの身体特性に応じた安全なアプローチを実施いたします。なお、変形性関節症や腱の重篤な部分的断裂などの疑いがある場合には、提携先の整形外科医療機関を紹介し、スムーズに共同管理できる連携体制を整えております。
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