東銀座・銀座エリアで約40年。元日本柔道整復師会学術委員であり、国家資格を持つ柔道整復師の視点より、腰部負担の傾向と該当しやすい職業をまとめました。
■負担のかかる主な要因と該当しやすい職業
1. 持ち上げ・運搬動作
中腰姿勢での重量物保持は腰部組織への負担が高まる傾向があります。
【該当しやすい職業】介護福祉士、看護師、運送・トラックドライバー、建設作業員、農作業従事者
2. 長時間着座(座りっぱなし)
骨盤の後傾に伴い椎間板への持続的な圧迫が増加する可能性があります。
【該当しやすい職業】デスクワーカー、プログラマー、事務職、長距離ドライバー
3. 長時間起立(立ちっぱなし)
腰背部筋群の持続的緊張により局所的な血流滞留が生じることがあります。
【該当しやすい職業】販売員・アパレル店員、美容師・理容師、調理師、警備員
4. 反復動作・ひねり動作
体幹の回旋や曲げ伸ばしの反復は腰部負荷を高める傾向があります。
【該当しやすい職業】工場ライン作業員、清掃員、引っ越し作業員
5. 振動・冷え・ストレス環境
全身振動、低温環境、精神的負荷も不調の一因となる可能性があります。
【該当しやすい職業】重機オペレーター、冷凍倉庫作業員、コールセンター業務、接客業
■応急処置について
急性の強い痛みが生じた直後は、無理に動かさず楽な姿勢で安静を保ち、局所の熱感が強い場合は適度に冷却を行う選択肢があります。無理な刺激は控え、早めの対処をおすすめいたします。
高度な精密検査や医師の判断を要する可能性がある場合は、提携病院への紹介も適切に行います。
※ 本記事は一般的な健康情報の提供を目的としています。紹介している内容を実践される際は、ご自身の判断と責任のもとで行ってください。
※本記事は最新の研究とは異なる場合があります。予めご了承ください。