夏休みの課題のひとつに「読書感想文」があります。
しかし、「読書感想文」が苦手なお子様が多く「どうすれば良いか困っている」というご相談をよく頂きます。
今回は、2回に分けて「読書感想文」のご家庭での対策をお伝えします。
①読書の苦手な子どもが本を手に取りやすくする方法
②「読書感想文」の簡単な書き方
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【①読書の苦手な子どもが本を手に取りやすくする方法】
本を読むことが苦手な理由は、科学的にも証明されています。
■読書が苦手になる主な理由4選(科学的根拠)
□興味と本が結びついていない(「どの本がおもしろいかわからない」)
□読む負荷が高い(語彙不足・集中力不足・文字量の多さ)
□家の環境で本が“手に取れる距離”にない(蔵書数と読書量は相関)
□強制・評価される読書になっている(ノルマは逆効果)
では、何から始めればよいのでしょう?
■まずやるべき“3つの土台”
□本のハードルを下げる(負荷の調整)
▶絵本 ⇒ 挿絵多め ⇒ 短編集 ⇒ 漫画 ⇒ 図鑑など“入り口を広げる”
▶長い本をいきなり渡さない(苦手意識が強くなる)
▶「一文だけ読む」「1ページだけ読む」など小さな成功体験を積ませる
□興味と本をつなげる(マッチング)
▶冒険・動物・科学・スポーツ・料理・ゲームなど“推しジャンル”から入る
▶本人が選ぶことが最重要(選択の自由が読書意欲を生む)
□読書を“くつろぎ時間”にする(環境づくり)
▶リビングやベッドサイドに本を置く(手に届く距離が読書量を増やす)
▶親が読書する姿を見せる(行動モデルが最強の読書教育)
▶感想を求めすぎない(評価される読書は嫌いになる)
>>>>>次の記事に続く
前の記事からの続き>>>>>
■タイプ別:読書が苦手な子へのアプローチ
□読むのが遅い・集中できない子
⇒ 漫画・図鑑・短編集で「区切りの多い本」から
⇒ 寝る前の5〜10分だけ読む(短時間×毎日が続く)
⇒ 音読を少し取り入れると意味のまとまりがつかみやすい
□語彙が少なく内容が頭に入らない子
⇒ 絵本や挿絵多めの児童書で“意味理解の負荷”を下げる
⇒ 読んだ後に「どんな話だった?」と短い会話をする(共有読書は言語能力を伸ばす)
⇒ 知らない言葉は一緒に調べる(語彙の蓄積)
□本に興味がない子
⇒ 図書館・書店を「宝探しの場所」にする(偶然の出会いが読書のきっかけ)
⇒ 本の表紙を見えるように飾る(視覚的な魅力で手に取る)
⇒ 親子で同じ本を読むと話題が生まれ、読書が“楽しい体験”になる
□読書を嫌がる・拒否する子
⇒ ノルマ禁止(「読みなさい」は逆効果)
⇒ 読めた部分だけ褒める(成功体験の積み上げ)
⇒ 読み聞かせを続ける(小学生でも効果が高い)
■最後に
□保護者の方へのお願い
⇒ 「マンガも立派な読書です」
⇒ 「読み聞かせは小学生でも効果があります」
⇒ 「読書は競争ではありません。冊数より“楽しい”が大事です」
⇒ 「読みなさい」は逆効果なので避ける
□“読解力”は、勉強の“最大の武器!”
⇒ 計算力や漢字(英単語)暗記力以上の学習能力を持てる
⇒ テスト問題の長文化は“読解力の差”がそのまま“得点の差”となる
⇒「思考・判断・表現」観点の評価向上には“必須能力!”
この夏、親子でスマホやゲーム、テレビの時間を少しだけ「読書の時間」に変えてみませんか。