母の日。家事や仕事で手を酷使し続けているお母さん方、そして手首の痛みやばね指(弾発指)の痛みを抱えながらも「休めない」と諦めている皆様へ、柔道整復師の視点から重要な知見をお伝えします。
手指の不調に対し、多くの方は「休ませれば治る」と考えがちですが、実際には腱(けん)と腱鞘(けんしょう)の間で生じている機械的な摩擦などは、単なる休息だけでは解決しません
手指の痛み、特に「ばね指」として知られる弾発指は、屈筋腱とそれを囲む靭帯性腱鞘の間で生じる狭窄性腱鞘炎の一種です。手指の過度な使用により腱鞘が肥厚し、腱の滑走性が阻害されることで、指の屈伸時に引っかかりや疼痛が生じます。特に更年期や周産期の女性、あるいは手指を頻繁に使用する労働環境下で発生しやすい傾向にあります。
痛みや腫れが強い急性期には、まず「局所の安静」と「冷却」が基本です。炎症部位を氷嚢等で10〜15分程度冷却し、毛細血管の透過性を抑制します。また、無理に指を弾発(カクンとさせる)させる動作は、腱の損傷を悪化させるため禁忌となります。
当院は慰安目的のマッサージ店ではなく、国家資格を持つ柔道整復師による施術所です。解剖学的知見に基づき、患部の炎症状態を正確に把握した上で、適切な物理療法や固定処置を選択します。必要に応じて、適切な画像診断が可能な提携病院への紹介も円滑に行います。一時的な緩和ではなく、再発を防ぐための前腕部からのアプローチ等、包括的な管理に注力しております。
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