エステティシャンの仕事は、手先や腕を酷使する作業の連続です。お客様へのトリートメント、痩身(そうしん)ケアでの強い加圧、タオルの絞り動作などにより、手首や親指の付け根に負担が積み重なり、違和感や張りが発生することがあります。
■ 施術作業における負担の要因
1. 手首を返した状態での加圧
手首を甲側に深く曲げた姿勢で圧をかける動作は、手首の関節や甲側の組織に持続的な押し付けの力を加えます。この状態が繰り返されることで、手首を通るスジ(腱)とそれを包む組織(腱鞘)の間に摩擦が生じやすくなります。
2. 指先や前腕の使い過ぎ
細かな手技やタオルの絞り動作では、腕の筋肉を強く緊張させ続けます。これにより、手首の掌(てのひら)側や親指側に張りや不快感が広がる可能性があります。
■ 日常で意識したい注意事項と対応
・加圧姿勢の見直し:手首の力だけに頼らず、体重を乗せる角度を工夫して手首への局所的な負担を減らす。
・施術後の冷却:作業後に手首周辺に熱っぽさや違和感を覚える場合は、冷やしたタオル等でクールダウンを行う。
・手首の過剰な捻りの回避:タオルの絞り込みなどは、手首を無理な角度まで強く捻り切らないよう注意する。
手首の違和感を放置して負担を掛け続けると、施術動作の維持に影響を及ぼす可能性があります。早めの休息と適切な対応を心がけることが大切です。
国家資格を持つ柔道整復師(じゅうどうせいふくし)・元日本柔道整復師会学術委員として、銀座で約40年にわたり皆様のお手伝いをしております。
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※ 本記事は一般的な健康情報の提供を目的としています。紹介している内容を実践される際は、ご自身の判断と責任のもとで行ってください。