9月8日、OECDが15歳を対象に実施した「PISA2025」の結果が公表されました。日本は、科学538点・数学525点・読解力503点。91カ国・地域の中で、科学と数学が5位、読解力が4位と、世界でも高い水準を維持しています。さらにOECD加盟国だけで見ると、3分野すべてで日本が1位となりました。
ところが、今回の結果にはもう一つ、気になる数字があります。
「物事の仕組みを知るのが好き」と答えた日本の15歳は59.1%。OECD平均は74%でした。「新しいことを学ぶのが好き」も、日本は64.8%でOECD平均68.8%を下回っています。また、「さまざまなことに好奇心がある」と答えた割合も、日本63%に対してOECD平均73%でした。
つまり、「問題を解く力」は高い。一方で、「もっと知りたい」「なぜだろう」と自分から学ぶ姿勢には課題が見られるという結果です。
もちろん、この数字だけで「日本の子どもは好奇心がない」と決めつけることはできません。調査は子ども自身の回答によるもので、文化や学校環境なども影響します。それでも、「正解を出す力」と「自分から問いを持つ力」の両方をどう育てるかは、考えておきたいテーマです。
特に、不登校のお子さんを育てている保護者の方には、別の角度からこのニュースを見てほしいと思います。
学校に行けない=学ぶ力がない、ではありません。
「学校の勉強は嫌がるのに、好きなことなら何時間でも調べる」
「興味のある話になると、驚くほど詳しい」
そんなお子さんもいるのではないでしょうか。
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