昨日は寒川神社で毎年この時期に行われる薪能を鑑賞して来ました。
能、狂言、歌舞伎。
どれも私がその存在を認識したのは中学受験の時分だったように思います😊
その後もありがたい事に学校やプライベートで足を運ばせて頂く機会が続いており、今に至ります。
それにしてもいつ観ても能と狂言のバランス感には感心します。笑
能の美しさと狂言の親しみやすさ、笑い。
個人的に大切にしている"メリハリ"に通ずる所があるように感じられて嬉しくなるのです。
そして能を見る度に思い返す事があります。
能を大成させた観阿弥、世阿弥親子。
そんな世阿弥の言葉に
"初心忘るべからず"という有名な言葉があります。
皆さんの多くはこの言葉の意味を
「始めた時の志を忘れるな」という意味で認識されているのではないでしょうか?
しかし本来の意味は
「始めたころの未熟な自分の姿を忘れるな」だと言われています。
初心、はスタート地点であり
スタート地点が分からなければ今の自分の力など分かるわけがありません。
そう、戒めの言葉ではないのです。
お子さん達を見ていても、
保護者の方達を見ていても、
皆さん自分達が"どれほど出来ない事だらけだったか"という事を本当に忘れてしまいます😂
それは幸せな事でもありますが、
時に皆さんを苦しめます。
私は皆さんが数ヶ月前、数年前に悩んでいた内容とそのレベルを鮮明に覚えています。
そして、そこからどれほどの努力を重ねて来たかどうかも横で見てきたつもりでいます。
だからこそ、今ご自身達の立っている場所までの道のりを無かった事にしてはいけないと思います☺️
受験勉強を始めた頃の記憶、感覚。
ぜひ思い出してみてください。
必ず何かを掴み、前進して来たはずです💎