過去問を扱う時期、私が特に楽しみにしている事があります。
それは子供たちと一緒に出題された国語の文章を読むこと。
どの学校の出題文も本当に秀逸で、
まるでこれは神様からのメッセージか?と
思わざるを得ないような文章ばかり、そして切り取った場面もまた素晴らしいものがたくさんあるのです。
毎年生徒さんたちの志望校はそれなりに被ってくるので、何度も同じ文章を読んで扱っているはずなのですが毎回違う部分が際立って感じられるのが面白いところです😊
ここでは立女などでも出題された
ありえないほどうるさいオルゴール店
についての思い出を。
この文章を読んだのは一月中旬の事でした。
そう、かなり切羽詰まった時期。笑
なぜこんなギリギリの時期に過去問を扱っていたかと言うと、、、
土壇場で志望校を上方修正したから。
本人の決めた事。
本人が自分のために出した勇気と挑戦。
保護者の方も私も全力で応援するとすぐに決めました。
過去問、当然すぐにはフィットしません。
本人にとっては受験期間の中で1番キツい時間だったかもしれない。
そんな時にこの文章を生徒さんと2人で読みました。
コンクールで勝てなかった経験から、ピアノを弾くのをやめてしまった女の子のお話でした。
期待に応えるために、結果を出すためにピアノを弾く事に疲れてしまった彼女が
今自分の選択に押しつぶされそうになっている生徒さんに重なっていました。
好きで始めた事が、いつしか結果というものを背負い過ぎて苦しくなってしまう。
そこから純粋な自分の"好き"や"希望"に立ち戻る瞬間が描かれていました。
私にも彼女にも、その当時大きな励みになる文章だった事を鮮明に覚えています☺️
結果なんてどうでもいい。
それは積み重ねて来たものがあるから言える事だと思っています。
彼女は十分、積み重ねて来た。
だから結果を狙い過ぎる心で向かうのではなく、ひたむきに純粋な気持ちで挑戦するようにと最後まで伝え続けました。
物凄いドラマですよね🌸
過去問はどんなメッセージをお子さんに伝えてくれるでしょうか?